スタンプ風のかすれ表現

レイヤーマスクでリアルなかすれを作る

完成見本

Painter の表現力を利用すれば、まるでスタンプを本当に捺印したかのような、かすれた風合いを表現することが、とても簡単にできます。

Illustratorを使ってベクタベースでデータを作りたい場合「Illustratorでスタンプ風のかすれ表現」を参照ください。

対応アプリケーション: Painter

Step.01

図のようなスタンプの元データをレイヤーで用意します。レイヤーとして独立していないと思ったような表現ができませんので、必ずレイヤー上で作成するようにしてください。

スタンプの元データ
Step.02

そのスタンプを作ったレイヤーに対して、レイヤーマスクを作成します。

続いて「スポンジ」ブラシを選択します。
バリアントはお好みにあわせて、使い分けてください。ここでは細目スポンジを利用してみます。カラーは黒を選ぶようにしてください。

スポンジ レイヤーマスク
Step.03

レイヤーマスク側にスポンジを押し付けるように、描画していきます。黒で塗りつぶしてしまった場合、白で同じ場所を塗り足すとレイヤーマスクが解除されます。また、中間色を選んでも良いでしょう。

レイヤーマスク側
Step.04

完成です。このように、ほんの数秒で、何の手間もかけずにスタンプ風のかすれ表現が可能です。

もし、リアリティにいまいち自信がない…という場合、まずレイヤーマスクを黒で塗りつぶしたうえで、そこから、白でちょっとずつレイヤーマスクを塗っていきましょう。白いレイヤーマスクに黒を塗り足していくよりも、リアリティが出やすくなります。

完成